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初心者から覚えたいアフィリエイトの記事の書き方(後編-文章の内容編)

 2016/07/18 記事
この記事は約 10 分で読めます。 2,187 Views

私が2008年、アフィリエイトを始めたころ、一番困ったのが記事の書き方でした。そもそもどういうことを書いたら読んで貰えて、バナーをクリックしてくれて物を買ってくれるのか?そもそもバナーはクリックしてくれるんだろうか?アクセスは来るのだろうか?バナーの先で物を買ってくれるのだろうか?いろいろな不安がよぎりました。

今回は文章の書き方を前編SEO編、後編文章の内容編に分けて書いています。

前回SEO編の記事はこちら⇒初心者から覚えたいアフィリエイトの記事の書き方(前編-SEOを意識した記事)

今回は後半の文章編、記事の内容をどのようにして書くのがいいのか?をお送り致します。

記事を書く上で大事なのはまずは相手がいることを想像する

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まずはとっても当たり前のことを言います。これはコンサル先でまずはじめに言うことです。アフィリエイトでも普通のブログを運営する時でもネットで記事を書く場合に必ず大事なことが、読んでくれている人は誰か?を想像することです。ここが一番大事です。読んでくれている人は何歳くらいの人?学生、主婦、サラリーマン?何が好きな人?今何をやっている?スマホで見てるのか?パソコンで見てるのか?などをしっかり想像しておくことです。

パソコンの向こうには人がいます。たくさんの人が自分の書いた文章を読んでくれているのです。その読んでもらっている姿を想像しながら文章を書くようにしましょう。

すごく当たり前かと思うかも知れませんがここがすごく重要な感覚です。読んでる人がより詳細に想像出来るほどよい文章が書くことができます。

自分ごとと思ってもらう

この部分もとっても大事なことです。あなたはある商品を買うためにレビューを読んでいる時、自分だったらどうかな~と考えながらレビュー記事などを読むと思います。そこであなたの望んでいるレビューとまったく違う場合や欲求を満たしていない場合はそのページを去りたくなるでしょう。自分が書く時は相手の望むことを書き、「自分ごと」と思ってもらうのが大切です。

悪い例としてAmazonのレビューなどでよく見かけるのが、「すぐに発送するとのことだったのですが配送に4日もかかりました、Amazonの対応にはがっかりです。もう利用しません!」などと書いてある場合があります。このレビューを見てがっかりするわけですが(笑)多くの方は商品のレビューを知りたいのであって配送のレビューはそれはAmazonと配送会社の問題だろう・・・と知りたいことを全く満たしてくれていません。

こういうのは最悪のレビューですね。

よいレビューというのは例えば、椅子を買おうとした時に、「私は身長178cmで座高は高め、体重は70kgです。自宅で毎日3時間ほどパソコン作業するために購入しました。座り心地は硬すぎず柔らかすぎないので集中できます。メッシュ素材なので冬は寒いかも知れませんが暑い時は快適です。座席の高さのレバーの動きが若干固く慣れが必要です。左右へのフラつき、ガタツキも全くなく組み付けはよいですね。値段の割に品質はよいと思いますし、購入してよかったと思っています。」

などと読んでいる人がどういう状況の人だろう?ということを想像して必要そうなレビューを書いている時です。この場合だと、「椅子」のレビューなので身長、体重、使用用途などが気になる所ですね。そこをきちんと押さえて書いてくれています。

例えば女性用の脱毛器を販売するサイトなのに、男性がレビューしていたらそれはおかしなことになります。参考にならなくはないですが、それよりは女性が作ったサイトを参考にするかと思います。読んでいる人のことを想像し、その人に必要な情報を届けるように心がけましょう。

商品は説明しすぎない

これも結構勘違いしがちなことなんですが、アフィリエイトで商品を売りたいがためにその商品のことをひたすら紹介してしまうパターンです。それはそれで読者にとってはよいことなのですが、あまり説明してしまうとそこで満足してバナーをクリックしてもらえません。アフィリエイト記事で大事なのはその商品への「パス」を出すことです。広告主はアフィリエイトサイトから訪問者が増えることが嬉しいのです。アフィリエイトサイトで満足して帰ってもらっては困るのです。しっかりパスを出しましょう。

そのためにはある程度の商品説明をした後、ちょっと説明不足な部分を残し「詳しくはこちら⇒」などとわざと足りない部分を残しつつ広告主のサイトへ誘導してあげることが大事です。アフィリエイターの仕事はパスを出すことであってシュートを決めるわけではありません。シュートを決めるのは広告主のページです。そちらにお任せしましょう。

読者との関係がしっかりできているサイトの場合などは「これよかったですよ!⇒リンク」だけで売れる場合もあります。そういった手法もあります。

LPにないものを補う

LPとはランディングページの略で企業、広告主が商品を売るための販売サイトです。LPは年々研究が進んできて商品が売れやすくなるにはどうしたらいいのか?どういうキャッチコピー、どういうカラー、どういう勧め方で、どのくらいの長さが良いのか?などが研究されています。アフィリエイトをする前にきっちりとLPは確認しましょう。そこに足りないことをアフィリエイトサイトで書けばよいです。

LPも読んでいるとアフィリエイトサイトの書き方の参考になります。こちらのサイトにLPがまとめられていますのでぜひこのサイトは知っておいて下さい。

http://lp-web.com/

LPに書かれていないこととしては

口コミ、レビュー、実際に使った感想、第三者の意見、デメリットなどですね。消費者はこういったことが知りたかったりしますのでこの辺りのことをしっかり書いて上げるのがよいでしょう。写真も交えて書いてあげるとなおよいです。あえてデメリットを書くことにより逆にレビュアーの信頼度をあげることもできます。ただ、商品の買う気が無くなるほどのデメリットであればそもそもその商品を紹介しなければよいし、書く場合はデメリットを享受できるならご購入下さいという風な書き方がよいでしょう。

またその際に商品を買っておいた方がよいですか?という質問が必ずありますが、あることに越したことはありません。実際に使っている方が使っていない人よりも何倍もいい記事が書けます。本当に売りたい商品ならセルフバックをしてでも手に入れてしっかりとレビューしましょう。

呼び込んだキーワードとの整合性を考える

整合性とは、例えば「大人ニキビ 治し方」というキーワードを狙って訪問者を集めたとしましょう。その来た人に向かって思春期用のニキビケアについて語っても仕方ないですよね。大人ニキビというキーワードで来ているということは年齢層は「大人」です。中高生は来ないはずです。また中高生が来ないのに中高生向けの商品を紹介してしまっている。これも違いますね。考えたら当たり前のことなんですが、これが意外と間違っている人が多いのが現状です。惜しいけど若干ずれているという感じのサイトもちょこちょこ見かけます。

アクセスが来るけどぜんぜんクリックされないし稼げないんです。。。という方は一度そのページにどういったキーワードで訪問者が来ているかしっかりと確認して下さい。ターゲットと狙っている商品が間違っている場合があります。人が検索エンジンに文字を打ち込む時、欲求をそのまま打ち込みます。恋愛系のサイトの場合は「彼女が欲しい」「30までに結婚したい」などとそのままの欲求を打ち込む人もいます。

これに対して、全く違う回答をしてしまうサイト、欲しい情報と違う情報を提供してしまうサイトはよいコンテンツを提供しているサイトとは言えません。そういったサイトはすぐに離脱され、アフィリエイトバナーもクリックされませんし、アクセスは他のサイトに流れますし、いいことが全くありません。きちんと呼び込んだキーワードとサイトの内容が合っているか?これは常に気をつけましょう。

 

上級編

気づかせる

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ちょっと難しいテクニックになりますが、一応こういう書き方もできるということで書いておきます。その前に検索キーワードはいろいろと種類がありまして、それぞれのキーワードで購買意欲が異なります。一番購買意欲が高いのが「商標キーワード」商標なので、脱毛ラボ、とかミュゼとか店のサービス名であったり、○○シャンプーという固有名詞や、○○という固有名詞の育毛剤などですね。こういう商品名のキーワードで調べる人はかなり購買に近い人です。

次に一般キーワード、ジャンル系キーワードなどと言いますが、「脱毛サロン おすすめ」などで検索する人は「脱毛をしたいけど、まだサロンまでは決めていない」という人です。こういう人はまずいろいろなサイトでどこのサロンがいいのかを探してからそのまま申し込むか、または商標でさらに検索して決めるかです。

次にもっと関係ない潜在層の人たちですね。ネットではこの層が圧倒的に多いです。「必要だけどほぼ興味が無い」人たちですね。サイトへのアクセスの7割くらいがこういう人たちと言われていますが、こういう層の人たちに、「あなたはこの商品が必要ですよ」という風に気づかせる文章を書ける人がいます。これはかなり高度なテクニックなのですが、気になる場合は学んで見てください。これが出来るようになるとSEOで無理やり上位表示しなくても、まったく別のキーワードから脱毛器を販売したり、ダイエットサプリを販売したりすることが可能になります。

やり方としては、ストーリーを作っていき読者をずるずるとその世界に引きずり込みその商品がどうしても欲しくなる、必要になるよう気づかせるテクニックが必要になります。これにはかなりの技術と訓練が必要になりますが、マスターしたい方はこちらの本がおすすめです。

⇒ セールスコピーのストーリー作りのバイブル「ザ・ストーリー」

コンテキスト思考を取り入れる

また難しいことを言いますが、コンテキスト(コンテクスト)はその物事についての状況の背景みたいな意味です。

では仮面ライダーのコンテキストといえば何か?改造人間にされたが正義の見方として戦っている。変身する時はジャンプが必要。変身すると強くなる。弱みもある。などなどその物事に付随する情報のことです。

この背景をしっかりと考えながら書きましょうということです。

アフィリエイトで言いますと、鼻の横のニキビが気になる人がいて、来月には大事な就職試験の写真を撮らないと行けない。この時はニキビを治すのがよいのか、治すには商品を買って治すか、病院に行くべきか、はたまた化粧で隠してしまうべきか?などの背景が読み取れます。またはやっては行けないかもしれませんがフォトショップで画像を加工してしまうことも可能かも知れません。こういった背景を想像することをコンテキスト思考と言います。この思考方法を取り入れるとその商品を欲しい人がどんな行動をするのか?をとことん深掘りして考えることができます。

また記事の整合性という意味で整合率の高い記事が出来上がり、共感度もアップし成約率のアップに繋がります。こちらも書籍で詳しく学べますので紹介しておきます。

コンテキスト思考 論理を超える問題解決の技術

前編のSEO編と後編文章編の違いについて

ここまで、長々とSEOと文章の書き方について書いてきました。どちらが大事?と言えばどちらも大事なのですが、WEBの集客をする上ではまずはSEO編が大事といえます。まずはアクセスを集めるための文章の書き方を身につけなければアクセスが集まらないままよい記事を書いてもそもそも誰も読んでくれません。

大事な順としてはSEO編⇒文章編となります。Googleがどんな文章を書けばSEOで上位表示をしてくれるのかを知り、そしてある程度上位表示をした後にしっかりと「読んでもらえる記事」を書いて行けばよいのです。私はまずは7割位の力で記事を書き、上がってきたところでさらに手直し修正を加える、というのを繰り返しております。そして記事はよくなっていくのです。何度も何度も見直し、修正することはSEO的にマイナスではなくむしろプラスに働きます。しっかりとサイトを管理しているという評価にもなるでしょうし、過去に書いた記事や文章はどんどん新しく書き換え修正を加えて行きましょう。そういうことをコツコツすることが成功のカギとなります。以上2編に分けて書いてきましたが大事なことはこれ以外にもたくさんありますので、少しずつ体得していっていただければと思います。

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